サワードウスタータを作っている時、一晩たって見てみたら一部がピンク色に変色していました。
これは、発酵菌なのか?カビなのか?
スターター発酵過程で起こる現象なのか?
これは、カビです。
しかも食べると身体を壊して病気を引き起こすかもしれない良くないカビです。
もしスターターにカビが付いたらすぐに破棄してください。
時間をかけて丹念に育てたスターターにカビが生えると、今までの苦労が水の泡です。
発酵しているような感じで上の部分がブクブクと膨らんでピンクや緑っぽい色がついていたら注意。
翌朝のスターターがこんなぞっとする体験があった時の対処法をご紹介します。
カビと細菌(バクテリア)の違いとは?
サワードウは天然の酵母で生菌のバクテリアが含まれます。
キムチとか納豆、ヨーグルトとかと同じなのです。
カビと細菌は異なる微生物です。
バイキンというという言葉にはカビや細菌がふくまれますが、全く違う生物です。
カビは多細胞で細菌は単細胞です。
なぜスターターにカビが生えるのか?
一見上の表面だけにカビが繁殖しているように見えても、カビは全体に広がっています。
どうしてカビが繁殖したのでしょう?
考えられる原因とは?
スターターを作っている環境がカビが繁殖するのに適していた
まだ若いスターターはカビには弱い
使っている容器がしっかり洗浄と熱湯消毒されていなかった
小麦粉の袋の中にカビがすでにいた
フィードする回数が少なく、よい細菌が育たなかった
カビは生えないような対処法とは?
一度カビが生えたスターターを復活させて健康なスターターに育てる事はできません。
カビを防ぐには?
キッチンの清潔に保つ
使用する容器やスプーンはよく洗って熱湯消毒する
使っている小麦粉を新しい物に変える
水と小麦粉の計量を正しくする
スターターを乾燥させて保存する
まとめ
材料がシンプルなだけに逆にとても奥が深いサワードウのスターター作りです。
失敗は成功の元なので、とにかくは始めてみましょう。
そこから自分にあったスターターが見つかるはずです。
いろんな環境の下でこれからも元気なスターター作りに挑戦していきましょう。
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