オーストラリアに荷物を送る方法

日本一時帰国

この記事では、私が長男の持ち物であるスノーボード4枚、スノーボード用ブーツなどのスノースポーツギア総合計約50キロ分の荷物を大阪からオーストラリアのダーウィンまで送った時の内容を記載しています。(2024年6月時点)

スノーボード4枚は縦横高さの合計サイズが大きいため、郵便局からもクロネコヤマト国際宅急便からも規定外のサイズで送ることができませんでした。(なお、スノーボードはスノーボードバックに割れないように1枚ずつ梱包したため、高さが180cmくらいになりました。)

クロネコヤマト国際宅急便のウェブサイトでは送付可能でしたが、コールセンターに確認して送り状まで届けてもらいましたが、ウェブサイト上の情報が間違っているとのことで、受け付けていない事を確認しました。

また規定が変わる可能性もありますので、必ず送付前に電話にて確認をしてください。

この記事では、大型荷物をオーストラリアに送る方法をご紹介しています。

なお、急ぎの送付ではなっかたため、配達期間の速さに関係なく安上がりに送る方法をご紹介します。

送付結果:大型サイズのスノーボード4枚を1個口でDHLで航空輸送、残りを3箱に分けて梱包し郵便局の船便の国際小包にて送付。

輸送費にかかった費用について

気になる費用についてですが総合計額は13万917円。

その中には梱包に必要だった備品は含めていません。

詳細は下記にまとめています。

DHL航空便  1個  111,617円    総重量26kg                            スノーボード4枚、衣類、バインディングなど               

郵便局  国際小包(船便) x 3個    合計19300円    総重量23kg                                                                     8kg   6700円                                 11kg  8300円                                 4kg   4300円                                    バインディングやスノーブーツ及び衣類など         

荷物を送る前に、まず最初に準備しておきたい事

私はどのようにして送付できるのかを調べて、運送会社に電話したりメールでの問い合わせなどにかなりの時間を費やしました。

スノーボードはサイズが大きいので、郵便局では取り扱いができません。

ネットでもいろいろ検索しましたが、詳しい情報があまりなく、また情報が古かったりした為自分で直接運送会社に問い合わせて見積もりをもらい調べました。

運送会社によっては電話で問い合わせる事ができず、メールでのみとなっている場合もあります。

問い合わせをした後に返答のメールでのやりとりなどもあり、その後の梱包にかかった時間を含めると合計で約1週間くらいは時間を費やしました。

送付会社を決めてからも、品数も多く重量が合計で50キロくらいあったため、梱包も4つに分けて送ることとなりました。

梱包を始めてからも段ボールのサイズが合わなかったり、ガムテープの在庫もなくなり備品も買いに行ったりと、予約した集荷の時間までに準備でバタバタしました。

はじめて荷物を送る方やどうやって送るのかがわからない方の為に、あらかじめ準備していたら良い項目をまとめました。

小さな荷物でもたくさんの荷物でも、手順は同じです。

送りたい荷物のそれぞれの重さと品名、値段をリストにする

運送会社に渡す書面のなかに、品物の個別の内容として個数や重さ(グラム)や生産国などの、詳しい詳細を記載しなければいけません。

1個づつの品目の内容を事前にリストアップしておくことで、運送会社に渡す書類の作成がとても楽です。

そして、その品物の大きさや重さにより梱包する箱のサイズもなんとなく見当が付きてきます。 

  品目       重さ  個数   単価   原産地  HS code                   snow board      4kg   4個  20000円 日本製  IB:9506.11  men’s cotton jacke  0.3kg  1個 1000円 日本製 IB:6203.32.90


commodity code(HS code)とは?

商品の名称及び分類についての統一システム(Harmonized Commodity Description Coding System)に関する国際条約(HS条約)」に基づいて定められた番号のこと。

日本では9桁までが使われています。
商品を輸出入する際には、各商品はいずれかの品目コードに分類され、その品目コードから、関税率、原産地規則を調べることができます。

HS codeの調べ方 日本の税関のサイトと郵便局のサイトから調べる事ができます。

輸出統計品目表 : 税関 Japan Customs
内容品の日英・中英訳、HSコード類の例 | 日本郵便株式会社
リストに掲載しているものでも、国によっては送れない場合がございます。詳しくは国・地域別情報をご覧ください。

備品の購入

ガムテープ  できるだけ丈夫な種類の購入が望ましいです。

プチプチ (バブルラップ)と セロハンテープ 100円ショップで購入できます。私はセリアに行きました。割れ物にはしっかり包んで梱包しました。

段ボール  丈夫なダブルカートンの段ボールが良いです。スーパーマーケットや薬局で空き箱がもらえるか聞いてみましょう。また、箱についている絵柄や文字にも気を付けましょう。野菜や果物の絵が付いていたり、英語で食品の名前が付いているものは使わないでください。一目瞭然で税関検疫で検査の対象になります。

古新聞  新聞を丸めて箱の底に敷き詰めたり、空いている隙間を埋めたりすることによって、ダメージのクッションとなってくれて損傷をすこしでも緩和してくれます。

上記の写真の荷物にも、隙間に1枚づつ新聞を丸めて埋め込みました。新聞がクッションになり品物の損傷を防ぎます。

DHL航空便の申し込み方

https://www.dhl.com/jp-ja/home.html

DHLのホームページから見積もりを取ることができます。

発送先の住所、送り先の住所、荷物の大きさ(長さx幅x高さ)と重量が必要となります。

オンラインで見積もりが取れるのは、長さ120cmまで、幅80cmまで、高さ80cmまで。

スノーボード入りのバッグは高さが180cmで見積もりはコールセンターに電話で問い合わせをしました。

最終的にDHLの航空便で重量が27キロもあり、大きさも規定外で費用は111,617円でした。

航空便は送料も高いですが、1週間くらいでオーストラリアまで送ることができます。

また、スノーボードの様な大きな荷物は郵便局では送れないため、高額になりますがこのような航空便での輸送となります。

DHLでスノーボードを送付の際は、その大きさにあった段ボールがなかったので、スノーボード用のバックで送付しました。もちろん、バックの中は慎重に梱包をして荷物を配送しました。

郵便局から荷物を送る方法

郵便局の船便を使って荷物を3つ送りました。

2024年3月より手書きの送り状では海外に荷物が送付できなくなりました。

詳しくは郵便局のホームページをご参照ください。

郵便局のホームページから、国際郵便マイページサービスに登録して申し込みをすることになります。

初めて利用の方へのお荷物の送り方ガイドはともてわかりやすく、送れないものや郵送費用や日数などの見積もりも詳細を入力して算出できるようになっています。

特に大き目の荷物を送りたい方は、郵便局が取り扱ってくれる段ボールのサイズをチェックしてそのサイズで梱包できるかを確認しておくことが大事です。

お住いの町の大きな郵便局に問い合わせると、翌日以降に自宅まで荷物を取りに来てくれます。重たい荷物を運ばずに済んだので、とても助かりました。事前に自分でオンラインで作成した書類のチェックをして、その後支払いを済ませます。但し現金のみの取り扱いとなりますのでご注意を。

送り状に記載のHCコードの内容をチェックしたり、送れないものが含まれていないかを確認します。私の場合は3つの荷物で45分くらいの時間がかかりました。

荷物を送るコツ

1.時間に余裕を持っての梱包、オンラインの書類手続き、発送の準備が必要。

2.備品には加えていませんが、”計り”は必須です。私は、体重計を利用しました。

3.発送書類をオンラインで作成後、DHLも郵便局も同様ですが、書類を印刷する必要があります。

私は実家にはプリンターがなく、メモリースティックにダウンロードしてコンビニで印刷をしました。

オーストラリアで購入したIPHONEの為日本のコンビニの印刷アプリが使えないため。

4.事前に荷作りの前に郵便局に行って、荷物の事を確認に行きました。

その時に、集荷サービスの事を知り、集荷専用の電話番号も教えてもらえました。

今回は大き目の食品以外の荷物を送りましたが、次回の里帰りでは食品も送ってみようと思っています。

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